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2023年6月1日 新規開院。 JR神戸駅徒歩1分の内科、糖尿病内科

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インフルエンザ

当院での診療体制

発熱外来を設けて診察の受け入れを行っておりますが、診察場所が限られているため、同時に複数の患者さまの診察を行うことができません。 患者さまの来院が重なる場合は、時間を少し変更させていただくか、クリニックの前で待機をお願いする場合があります。
※来院前に予約か電話でのご連絡をお願いいたします。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスによる急性感染症で、上気道炎症状、気道感染症状、呼吸器疾患などを呈します。
季節性インフルエンザは全ての年齢層に対して感染し、世界中で繰り返し流行しています。

日本では、例年11月下旬~12月上旬頃に最初の発生、12月下旬に小ピーク、冬休み明けの1-3月頃にその数が増加しピークを迎え、4-5月に流行が収まるパターンが多いです。感染経路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染が主といわれています。

インフルエンザの予防について

1)流行前のワクチン接種

インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。
→ インフルエンザ予防接種についてはこちら🔗

2)外出後の手洗い等

流水や石鹸による手洗いは、手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、接触感染や飛沫感染を感染経路とする感染症対策の基本です。
またインフルエンザでは、消毒用アルコールによる手指衛生も効果があります。

3)適度な湿度の保持

空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。室内では加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
※A型は平均相対湿度50%以下になると流行しやすくなる、湿度が高いと「飛沫粒子が安定せず感染が起こりにくい」とする報告もあります。

4)人混みや繁華街への外出を控える

インフルエンザ流行中は、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えてください。やむを得ず外出される場合、不織布製マスクを着用することは防御策の一つと考えられます。

5)室内ではこまめに換気をする

 

インフルエンザの感染が疑われる時

インフルエンザの典型的な症状は、以下の4つです。
突然の発症
38℃以上の発熱
のどの痛みや咳、鼻水など上気道の炎症による症状
筋肉痛や関節痛、倦怠感などの全身症状
4つの症状が全て見られるときには、インフルエンザに感染している可能性が高くなります。

(1) 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしてください。

(2) インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染ですので、家族や周りの方へうつさないように、マスクなどの飛沫感染対策を徹底してください。

(3) 高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診してください。
小児や未成年者では、インフルエンザの罹患により急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、歩き回る等の異常行動を起こすことがあります。罹患が疑われる時は、できるだけ小児・未成年者が一人にならない様にして下さい。

インフルエンザの検査

検査方法は、迅速診断キットによる検査、ウイルス分離培養検査、PCR検査などがありますが、迅速診断キット以外の方法は検査結果が出るまでに時間がかかることが多く、一般的な病院ではほとんど使われていません。

迅速診断キットは、鼻や喉の粘液を綿棒で採取し検査薬に浸した後、検査キットにその液体を滴下すると、インフルエンザにかかっているかどうかを判定してくれます。検査時間はキットにもよりますが、5~20分ほどで判明します。

検査を受けるタイミングとしては、発症してから12時間~48時間以内が望ましいといわれています。発熱してから12時間経過していない段階で検査を受けると、体内で増殖しているウイルスの数が少なく、感染していても検査キットに反応しないためです。
※発症12時間以内に抗原検査を実施した人のうち、23.5%~29%の人はウイルスがいても反応していない「偽陰性」になったとの報告もあります。

インフルエンザの治療薬

インフルエンザに罹患した場合、インフルエンザの治療薬や、対症療法として解熱薬・鎮痛薬などを使用します。

インフルエンザの治療薬は「ウイルスの増殖を抑える薬」になります。ウイルスを殺すのではなく増殖を抑えることで、症状軽減までの期間を短くすることができます。そのため、発症から48時間以上経過してから(ウイルスが増えた後から)治療薬を使っても、こうした有症状期間の短縮効果はあまり期待できないとされています。
また、文献的には以下の様な報告があります。成人の場合、症状が軽減するまでの時間を16.7時間短縮。小児の場合、症状が軽減するまでの時間を29時間短縮。成人の未確認の肺炎の確率を45%軽減。

インフルエンザに対する治療薬としては、下記の抗インフルエンザウイルス薬があります。薬剤により、投与方法や内服回数で違いがあります。

主な抗インフルエンザ薬

インフルエンザ罹患時の出席停止

◍ 休みが必要な理由

感染拡大の防止が主な理由です。インフルエンザは通常の風邪と比べて感染力が強く、1人の感染者から1〜3人に感染を広げることが分かっています。
「飛沫感染」といって咳やくしゃみ、それらを触った手などを介して感染しますので、保育所や学校のように集団生活をする場では、感染者がいると簡単に感染が拡大してしまいます。
そのため「学校保健安全法施行規則」という法律で出席停止期間が定められており、インフルエンザに罹ったときには保育所や学校(大学生含む)側にも生徒を休ませる義務があります。

◍ 出席停止期間

「発症から5日間かつ解熱してから2日間」とされていますが、以下にもう少し詳しく記載します。

発症した日を0日目として数える
②出席停止期間の終了は「発症5日目まで」「解熱2日目(幼児は3日目)まで」両方を満たす必要がある
大人に関しては法律の取り決めはありません。ただし、大人であってもインフルエンザの感染力に違いはないことから、同様に出勤・外出を自粛するのが望ましいと考えられます。休職期間に関しては職場の方とご相談下さい。インフルエンザ 療養期間

◍ 診断書・治癒証明書

インフルエンザの診断書や治癒証明書は、法的には不要です。令和4年11月に、厚生労働省からも「インフルエンザの診断書や治癒証明書の提出を求めないように」との通知も出されています。
証明書の代わりに、当院では検査結果を印刷したものをお渡ししております。

診断書

診断書の発行は可能ですが、発行費用がかかってしまうため、当院では検査結果を印刷したものをお渡ししております。  

 

一般内科

体調不良でお困りの時だけではなく、生活習慣病の治療が必要な方など、些細なことでも結構ですのでご相談ください。

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